ロック魂

明日(てかもう今日か)、久しぶりにバンドメンバーと会う。


お互い最近忙しくてなかなか会えないんだよね。
俺はハローな活動が激しいし(笑)、明日会うメンバーもいろんなライブに行ったりしてる。(ハローじゃないよw)


明日会うメンバーの担当パートはベース。
去年の初夏頃に初めてベースを買ったから、そろそろ1年か。
ベースを始めて1年経とうとしてるけど、彼は20代後半になって楽器を始めたからか、やっぱりまだまだギコチない。


ちなみに30代前半の俺は、高校の頃に初めて楽器(ベース)を買ってからズーっとやってるので、一応キャリアは15〜16年くらい。
まあダラダラやってたので、凝縮すれば5年くらいのキャリアなんだろうけども(笑)
じっさいそれくらいの腕しか持ち合わせてないしw
でも俺は初めて楽器を手にした時から、当時のメンバーからも「上手いね」とか言われてた。


俺がベースを始めて1年経った時の腕前は、ぶっちゃけ明日会うメンバーとは比べ物にならないくらい上達してた。
毎日毎日学校が終わってからメンバー宅に行って練習し、家に帰ってからも親に「早く寝ろ!」と怒られるまでベースに没頭してた。


「好き」なんだよね、楽器を弾くのが。
CDと合わせて弾けただけでも、ものすごくうれしい。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもんだ。


彼はベースを手にして1年経とうとしているが、まだまだ。まだまだまだだ。
上手く弾けない、というのがさらに拍車をかけてるんだろうな、きっと。


でも俺が求めてるのは「腕」じゃないんだよね。
たしかに腕も必要だが、そんなものはロックをやる上では大切なことじゃない。
ロックに必要なのは情熱。
もっと言うならイキオイだ。


彼にはそれがまだ足りない。
というか出し切れていない。
上手く弾こうとして動きが小さい。
間違ってもいいから思い切りやるのが大切なんだ。


ロックという音楽は生まれた時から非常識な存在。
普通なら騒音のようなエレキギターの音が心地いいんだから病的な音楽だ。
そんなものに腕も技術も理屈もいらないってw


それを今後彼に叩き込んでいきたい。